ソロキャンプを始めるときの注意点

こんにちは!
ソロキャンパーの”いがみ”(@earth_indoor)です。

最近は、キャンプ場でソロキャンパーを見る機会が増えました。
平日にキャンプへ行くと、半分以上がソロキャンパーだったりしますね。

これからキャンプを始める人だったら、ソロからやるのが良いかなと思います。
何をやっても自由ですし、失敗しても周りに迷惑をかけることがありません。

まずは一人から始めて、練習するのが良いでしょう。
ここでは、これからソロキャンプを始める人へ注意点や必要な道具について紹介をしていきます。

ソロキャンプの3つの魅力

初期投資が安い

初期投資が安い

ファミリーキャンプだったら、キャンプ用品も人数分だけ必要になります。
食器や寝袋を揃えないといけませんし、テントやタープも大型になるので10万円は軽く超えてしまうでしょう。

ソロキャンプなら一人分だけでいいので、かなり安く済ませます。
しかも、キャンプ用品は一度買えば何年も使えますし、消耗品は薪やガスなどの燃料くらいです。

道具が揃ってしまえば、コストパフォーマンスは非常に高いといえますね。

人数を集めなくてもいい

人数を集めなくてもいい

複数人のキャンプだと、全員の予定を合わせるのが大変です。
当日になってドタキャンが出るかもしれませんし、そうなると買っておいた食材だって無駄になってしまいます。

でも、一人だったら自分の都合だけでいいですから、予定の変更も簡単にできるわけです。
周りに合わせる必要もないですし、面倒なら止めることもできますね。

何をやっても自由

何をやっても自由

これがソロキャンプの一番の魅力です。
自分だけの時間に集中できますから、周りに合わせる必要はありません。

やりたいことをやりたいだけできるので、ハンモックの上で一日中寝ていても良いわけです。
誰にも邪魔されずに自分の時間を満喫できますから、一人の時間を作りたい人にはおススメですね。

ソロキャンプを始めるときの6つの注意点

荷物の軽量化

荷物の軽量化

ソロキャンプは、移動や設営などをすべて一人でやらないといけません。
車で移動するなら問題ありませんが、電車や自転車移動の場合だと重たすぎると動けなくなってしまいます。

なので、できるだけ軽量化するべきです。
キャンプに必要なものを理解して、できるだけ荷物を持たないことが大切となります。

何よりも軽さが正義なので、意識しておいてください。
最初のうちはあれこれ道具を買ってしまいがちですが、多すぎても持っていけません。

設営方法を調べておく

設営方法を調べておく

テントやタープを買ったとしても、いざ設営するとなるとできないことが多いです。
複数人だとみんなで協力すれば何とかなりますが、自分一人だと何もできなくなってしまいます。

なので、事前に設営方法は調べるようにしてください。

人気のテントだったら、最近はYoutubeに設営動画があるはずです。
そういったものを、事前にチェックしておきましょう。

最もベストな方法としては、自宅や公園などで設営してみることですね。
事前に設営しておけば、キャンプへ行った時でも迷うことなくテントを建てることができます。

防犯対策を意識する

防犯対策を意識する

一人でキャンプへ行く場合は、荷物を見てくれる人はいません。
ちょっと目を離した隙に、キャンプ用品を盗まれることがあるわけです。

なので、防犯対策はしっかりとしておきましょう。

対策としては、ランタンの明かりを常につけておくとか、テントを離れるなら南京錠で鍵をかけるなどが有効です。
女性の場合だったら、防犯ベルなどもあるといいですね。

通信手段を持っておく

通信手段を持っておく

途中で事故にあったときなど、もしもの時の通信手段は必須です。
今だったらスマホがあるので連絡が取れますが、電池がなくなったりすると大変なので、モバイルバッテリーなどを持っておきましょう。

一人で行動していると何が起きるか分かりませんので、外部との通信手段は必ず持っておいてください。

ゴミは必ず処理をする

ゴミは必ず処理をする

キャンプ場によっては、ゴミを捨てれない場合があります。
ゴミの持ち帰りが義務付けられていることがあり、荷物が多いとゴミを持てないといったことになるでしょう。

なので、事前にゴミの始末について確認をしておいてください。
キャンプ場を予約するときに、ゴミを捨てれるのかどうかということですね。

もちろん放置して帰るのはダメですから、マナーを守るためにもゴミの始末は大切となります。

キャンプ場の立地を確認する

キャンプ場の立地を確認する

徒歩で行くのであれば、最寄りの駅から歩いて行ける距離なのかが重要です。

近くにスーパーやコンビニなどがあるかどうかも、確認しておかないといけません。
何か忘れ物をした時でも、お店があれば買いに行くことができます。

風呂に入りたいなら、銭湯があるかどうかも見ないとダメですね。

ソロキャンプを始めるのに最低限必要な道具

テントやタープ

テントやタープ

寝床を用意するために、必須となる道具です。
雨が降った時にはシェルターにもなるので、最も重要だといえます。

ただ、タープに関しては、夏場以外なら無くてもいいかもしれません。
夏は日差しを遮るためにタープが必須ですが、それ以外の季節なら暑くもないので必須ではないですね。

荷物を減らしたいなら、タープを省略しても構いません。

テーブル

テーブル

調理や食事をするときに使いますが、ソロキャンプならミニテーブルで十分です。
キャンプ場は地面が濡れていたりするので、テーブルがないと物を置く場所がありません。

小さなテーブルでもいいので、用意した方が良いでしょう。

チェア

チェア

小型の折り畳み椅子があると、便利だと思います。
地べたに座る人もいますが、椅子があった方がゆったり感が違います。

疲労感も変わってくるので、何かしらの椅子は用意しましょう。

マット

マット

夜はテントの中で寝ますが、そのままだと地面がゴツゴツして寝ることができません。
なので、マットは用意しないといけないです。

マットにも色々な種類があって、折り畳み式やエアー式などがメジャーですね。

中でも、折り畳み式が一番使いやすいと思います。
値段も安いので、持っておいて損はありません。

シュラフ

シュラフ

春や夏のキャンプであれば、安いものでも構いません。
Amazonだと中華製のシュラフが数千円で売られていますので、そういったものでも問題はないでしょう。

シュラフがなくても、暖かい時期なら上着を着込めば寝ることができます。
最悪、シュラフは持たなくても良いわけです。

ただ、冬場のキャンプであれば、ダウンシュラフなど数万円くらいの高品質な物を買うべきですね。
寒くて眠れないことになるので、寒い時期のキャンプだと良いシュラフを用意しましょう。

ランタン

ランタン

キャンプ場は山の中なので、夜になると真っ暗になってしまいます。
灯りがないと何もできないですから、ランタンなどの光源が必要ですね。

ランタンにも種類があり、ガスやガソリン、LEDなどが一般的です。
初心者の方は、LEDランタンを使うのが良いでしょう。

電池で作動するのでメンテナンスフリーですし、そこそこの明るさがあるのでLEDを持っておいて損はありません。

焚き火台

焚き火台

キャンプへ行くと焚き火をしたいと思いますが、キャンプ場の多くは直火を禁止しています。
なので、焚き火台は必須となりますね。

ソロキャンプだったら大きな焚き火台は必要ないので、コンパクトに折りたたみできるものが良いでしょう。

カトラリー・食器

カトラリー・食器

お箸やナイフ、フォークなどのカトラリー、お皿やコップなどの食器類が必要です。
別に高いものは必要なくて、100円ショップで揃えればいいでしょう。

割りばしや紙皿などにすれば、使ったら捨てればいいので荷物を軽量化することができますね。

クッカー

クッカー

鍋やフライパンなど、調理に使うものです。
ソロキャンプであれば、小型のスタッキングできるようなものが売っています。

重ねて収納できるものだと、省スペースになるので持ち運びにも便利ですよ。

調理用の熱源

調理用の熱源

料理をするのであれば、何かしらの炎がないとできません。
ガスバーナーやアルコールストーブ、固形燃料などですね。

色々な種類がありますが、最も使いやすいのがガスバーナーです。
シングルバーナーはコンパクトになるので、一つ持っておくと便利ですよ。

救急用具

救急用具

意外と忘れがちですが、怪我をした時の対策が必要です。
キャンプは山の中でするものなので、怪我をする可能性が高くなります。

ソロキャンプだと誰も助けてくれませんから、応急措置をができるようなグッズを持っておくといいでしょう。
絆創膏や消毒液などはもちろん、頭痛や腹痛の薬などもあると便利です。

虫除けグッズ

虫除けグッズ

暖かい季節は、信じられないくらいの虫がいます。
バッタやカマキリなどは良いのですが、アブやムカデなどに噛まれると危険です。

なので、虫除けグッズを持っておくようにしましょう。
蚊取り線香や虫除けスプレーなど、そういったものを持っておいてください。

高規格キャンプ場を使うといい

高規格のキャンプ場を使う

初めてのキャンプだと、高規格のキャンプ場がおススメです。
高規格とは設備が整ったキャンプ場のことで、少し価格が高いですが快適にキャンプすることができます。

管理人が常駐しているので、何かトラブルがあっても対処してもらえますね。
キャンプ用品のレンタルがある場所なら、自分で買わなくてもテントやタープを借りることができるわけです。

食料品も売店で買えたりしますし、手ぶらでキャンプに行くことも可能となります。
道具を揃えるのが面倒なら、高規格のキャンプ場で体験してみるのもいいかもしれません。

ソロキャンプの過ごし方

何をしてもいい

何をしてもいい

基本的に、キャンプでは何をしても自由です。
自分一人しかいませんから、その辺を散歩するのもいいですし、近くの観光地に繰り出すのもいいでしょう。

本を読んだりゲームをしたり、ボーっとするだけでもOKです。
やりたいは何でもできますから、思い思いの時間を過ごすようにしてください。

料理

料理

キャンプの醍醐味としては、料理がありますよね。
焚き火で料理をすれば、非日常感を楽しむことができます。

一つ注意点として、キャンプに行くと張り切り過ぎて多くの食材を買いがちです。
たくさん買っても食べきることができずに余ってしまうので、最低限の食材に抑えることが大切となります。

食材を買い過ぎないコツは、メイン料理を一品に絞るということです。
それとは別に、缶詰や総菜などのおつまみを用意するのが良いでしょう。

夜は焚き火をする

焚き火をする

キャンプの夜は、焚き火をしてください。
火を見るだけで癒されますし、焚き火はキャンプでしかできないことです。

キャンプ場に薪を売っていることは多いです。
薪を燃やすときのコツは、枝や落ち葉などで焚き付けを用意することですね。

着火剤などを用意することで、燃やしやすくなりますよ。

以上、ソロキャンプを始めるときの注意点を紹介しました。

といっても、ここでの内容を必ずしも守る必要はありません。
一人だから何をしても自由ですし、ルールに縛られずに自分のやりたいことをやりましょう。

自分だけの楽しみ方を見つければOKだと思います。

動画でも解説しているので、以下からもどうぞ!