コーヒーの淹れ方

こんにちは!
ソロキャンパーの”いがみ”(@earth_indoor)です。

キャンプで飲むコーヒーは、格別ですよね。
僕はいつも缶コーヒーを飲んでいるのですが、それでも自宅で飲むよりも美味しかったです。

缶コーヒーでも十分な美味しさですが、Youtubeなどを見てみると豆からコーヒーを作っている人が多いです。
見た目もオシャレですし、上級者っぽくてカッコイイですよね。

ただ、豆を挽いてコーヒーを作るのは、すごく難しそうで敷居が高いです。
専門的なスキルが無いと、失敗しそうなイメージがあります。

しかし、実際にやってみると、思った以上に簡単でした。
コツさえ分かれば誰にでも作れるので、興味がある人はやってみると良いと思います。

ここでは、キャンプでコーヒーを作るのに必要な道具と作り方について解説をしていきます。

キャンプでコーヒーを作るのに必要な道具

コーヒーを淹れる道具

アウトドアでコーヒーを作るのに、必要な道具は以下の4つだけです。

コーヒー作りに必要な道具

  • コーヒーミル
  • ドリッパー
  • ケトル
  • コーヒー豆

これさえ用意すれば、好きなだけコーヒーを入れることができます。
決して高いものではありませんし、コーヒー好きなら持っておいて損はありません。

コーヒーミル

コーヒー豆を粉にするための道具で、アウトドアで使うならできるだけ小さいものが良いです。
家庭用のは大きくて重いですから、キャンプには向いていません。

キャプテンスタッグのコーヒーミル

僕が購入したのは、キャプテンスタッグのコーヒーミルです。
かなりコンパクトで携帯しやすいですし、価格もリーズナブルとなっています。

重量は219gで片手で持てるサイズ感です。
豆の容量は最大で17gとなっていて、コーヒー1杯で10g必要ですから、1杯半くらいを一度に作れますね。

基本的には、一人用と考えた方が良いでしょう。

豆の粗さを調節できる

内部のダイヤルを回すだけで、豆の粗さを調整できるようになっています。

コーヒーミルのメリット

  • 安心の日本製
  • リーズナブルな価格
  • セラミックの刃

有名メーカーですし、日本製ということで購入を決めました。
Amazonでは安い中華製のミルも多いのですが、外で使うものなので耐久性が重要なんですね。

日本製なら安心ですし、キャプテンスタッグを買って正解だったと思っています。

アウトドア用のコーヒーミルは、ポーレックスという商品も有名です。
ただ、7,000円近くもするので高額ですし、簡単に手が出るものではありません。

キャプテンスタッグは似たような形状ですが、価格が4割以上も安くなっています。
ちゃんとしたメーカーですから、こちらでも問題ないと思いますね。

セラミックの刃

また、刃がセラミックなのがポイントで、金属臭がしないためにコーヒーの風味が損なわれません。
摩耗しにくく錆びにくい性質ですから、長期間の保管でも問題ないでしょう。

コーヒーミルのデメリット

  • 上の刃が外れない
  • ハンドルが固定できない
  • ケーズが付いていない

分解して洗浄できるのですが、上の刃は外すことができません。
細いのでスポンジも届きませんし、キレイに洗うのは難しい場所ですね。

極細のブラシを用意するなど、対策が必要そうです。

ハンドルを外せる

ハンドルを外して収納できるのですが、そのハンドルを固定できる部分がありません。
なので、カバンの中でバラバラになる可能性がありますね。

また、ケースが付いていないので、その点もマイナスだと思います。
ケースがあればハンドルも一緒に収納できますから、100円ショップなどで何か袋を購入すると良いでしょう。

ドリッパー

ドリッパー

ドリッパーは、カップの上に粉を乗せて固定するための道具です。
今回は、ユニフレームのドリッパーを買いました。

薄くてコンパクトになるのが、購入の決め手ですね。
針金一本を曲げて作られているので、かなりの軽量です。

ドリッパーの専用ケース

専用ケースもあるので、バッグの中に入れていても変形する心配はありません。
日本製ですから安定感があり、コップの上でもグラグラしないですね。

ドリッパーの専用フィルター

また、専用のフィルターもセットになっているので、新しく買う必要も無いわけです。
この辺は、すごく便利だなと思いました。

ケトル

コーヒーの粉に湯を注ぐのに、ケトルが必要になります。
普通の鍋でも良いと思いがちですが、注ぎ口がないと上手くコーヒーを入れることはできません。

コーヒーケトル

僕が買ったのは、中華製のノーブランドのケトルです。
かなりコンパクトなケトルで、鍋としても使うことができます。

鍋とケトルを別々に持たなくても良いですし、荷物を減らすために購入しました。

ケトルにOD缶が入る

OD缶が丁度入るサイズとなっており、スタッキングすることができます。
1.2Lの水が入るのもポイントで、パスタや煮込み料理も作れるので万能型のケトルだといえるでしょう。

ケトルの専用ケース

専用のケースが付いているのですが、少し科学的な臭いが付いていますね。
かなり固くて使いにくいですし、このケースは微妙でした。

コーヒー豆

コーヒー豆は、自分の好みのものであれば何でも構いません。
色々試してみて、一番好きなものを使うと良いでしょう。

コーヒー豆

僕はコストコで買った豆をを使っています。
スターバックスでも使われている豆で、少し酸味がありますが美味しかったです。

簡単にできる!コーヒー豆からコーヒーを淹れる方法

コーヒー作り

コーヒーを作るのは、意外と簡単です。
一度やれば覚えられるはずですし、ぜひとも挑戦してみてください。

手順は、以下の通りです。

コーヒーを淹れる手順

  1. お湯を沸かす
  2. コーヒー豆を挽く
  3. ドリップをセットする
  4. 湯を注ぐ

1.お湯を沸かす

お湯を沸かす

まずはケトルに水を入れて、火にかけましょう。
キャンプ場では、バーナーや焚き火を使って湯を沸かすことになります。

風が強い日などは意外と時間がかかることもあるので、時間には余裕をもって行うようにしてください。

2.コーヒー豆を挽く

コーヒーミルに豆を入れて、実際に挽いていきます。
1杯で10gの豆が必要ですから、しっかりと計って入れましょう。

10gのコーヒー豆

キャンプ場で重さは測れないので、あらかじめどれくらいの量かを見ておくのが良いですね。
キャプテンスタッグのミルの場合は、内部の黒い仕切りが目一杯のところで10gとなります。

コーヒー豆を挽く

豆を入れたら、ハンドルを時計回りに回すだけです。
ガリガリと音がしなくなるまで、回し続けるようにします。

コーヒーの粉

キレイに粉になってますね。

3.ドリップをセットする

コーヒーフィルターを折る

ドリップにフィルターをセットしますが、そのまま載せてはいけません。
フィルターのギザギザ部分を折って、ドリップにセットしてください。

コーヒーフィルターをセット

フィルターをセットしたら、先ほど挽いた粉を入れるようにします。
このフィルターは専用のものなので、ピッタリとハマっていますね。

4.湯を注ぐ

いよいよ湯を注ぎますが、これが最も重要なプロセスです。
ここで適当に湯を入れてしまうと、コーヒーの味が台無しになるので気を付けるようにしてください。

全体が浸かるまで湯を注ぐ

まずは、粉の全体が浸かるくらいまで、少しだけ湯を注ぎます。
そのまま30秒ほど放置しましょう。

ここで待つことで、内部でガスが放出されて粉の間に隙間ができるようになります。
すると、コーヒーのエキスが出やすくなるんですね。

円を描くように湯を注ぐ

30秒くらい経ったら、円を描くように湯を注いでいきます。
お湯が全て落ち切る前に、どんどん追加していくようにしてください。

フィルターを取り除く

十分な量がコップに溜まったら、フィルター内に湯が残っている状態で取り除きます。
最後まで湯が落ち切ると、灰汁まで一緒に落ちてしまうからです。

コーヒーの完成

これで完成しました。
意外と時間がかかるので、気長にやるようにしてください。

誰でも簡単にできますから、コーヒーの作り方は覚えておくようにしましょう。

動画でも解説しているので、以下からもどうぞ!