夏のキャンプ

こんにちは!
ソロキャンパーの”いがみ”(@earth_indoor)です。

夏は行楽シーズンなので、キャンプへ行く人が多いですよね。
どこのキャンプ場でもいっぱいになりますし、かなりの人がキャンプを楽しんでいます。

ただ、夏は暑さがネックですね。
気温が40℃近くになることもあるので、軽い気持ちでキャンプへ行くと熱中症になるリスクもあるわけです。

ちなみに、平成30年には1,581人が熱中症になっています。
決して他人ごとではありませんから、ちゃんと対策をして夏のキャンプへ行くようにしてください。

ここでは、夏の暑さを軽減するための4つの対策と暑さ軽減グッズなども紹介します。

夏キャンプの暑さを和らげる4つの対策

キャンプ場選び

夏のキャンプは、キャンプ場選びから考えなくてはいけません。
気温が上がりにくいキャンプ場を選ぶことができれば、それだけ涼しく過ごすことができるわけです。

標高が高いキャンプ場

標高が高いキャンプ場

高原など高い位置にあるキャンプ場では、真夏であっても気温が上がりにくくなっています。
標高が100m上がるごとに気温は0.6℃下がると言われているので、高い場所ほど涼しくなりますね。

夏のキャンプでは、高原キャンプ場を中心に選ぶようにしてください。

ただし、高原は気温差が激しいので注意が必要です。
日中は涼しかったとしても、夜になると驚くほど寒くなることがあります。

上着やブランケットを持って行って、寒くなったら羽織れるようにしましょう。

林間サイト

林間サイト

森の中にある林間サイトは、高い木に覆われているので太陽光が入ってきません。
日中でもひんやりしていますから、かなり涼しく過ごせるはずです。

ただ、虫がすごく多いので、蚊取り線香や虫よけスプレーなどを持っていく必要がありますね。
蚊やアブに刺されると赤く腫れあがってしまいますし、痒くて眠れないといったことになるかもしれません。

浜辺でのキャンプは止めよう

浜辺のキャンプは止めよう

夏は海水浴へ行って、そのまま浜辺でキャンプをする人がいたりします。
浜辺でのキャンプは楽しそうですが、夏にやるのはおススメできません。

海の近くは標高が低いですから、気温が高くなりがちです。
日中は素足で歩けないほど砂浜が熱くなったりしますし、夜になっても温度が下がりません。

とても暑苦しい環境ですから、浜辺でもキャンプは止めておいた方が無難ですよ。

日陰を作る

日陰を作る

夏のキャンプでは、必ずタープを張るようにしてください。
日陰を作ることで涼しく過ごせますし、熱中症になるリスクを大幅に減らすことができます。

タープの種類は、ビニール系よりもコットン系が良いですね。
ビニールなどの化繊タープは光が透けてしまいますが、コットン系だと光を通しません。

かなり濃い影を作ることができるため、とても涼しく過ごせるでしょう。
直射日光に当たらないことは大切ですから、タープで日陰を作ることを忘れないでください。

涼しいテントを使う

涼しいテントを使う

涼しいテントとは、インナーテントのことですね。
一般的なテントだと、インナーテントとフライシートの2枚構造になっていますが、夏場はインナーテントだけだと涼しいです。

メッシュになっているので風通しが良いですし、虫なども入ることはありません。
雨が降っていないなら、インナーテントだけでも十分だと思います。

テントを設営する時間ですが、日没前にするのがベストですね。
日中にテントを張ると熱が内部に溜まってしまい、夜になっても温度が下がらなくなってしまいます。

日没前にテントを建てれば、熱が溜まりにくくなりますよ。

水分補給

水分補給

夏場は大量に汗をかくので、脱水症状になってしまいます。
なので、こまめに水分を補給しないと、かなり危険な状態になるでしょう。

少し多めに水分を持っていくことで、いつでも補給することができますね。
僕の場合だと、2Lのミネラルウォーターを2本、2Lのポカリスウェットを1本持っていくようにしています。

合計で6Lの水分なので多いのですが、これくらいあることで気温が高い日でも安心して過ごすことができますね。

夏キャンプの暑さを軽減するグッズ

扇風機

扇風機

夏といえば扇風機ですが、キャンプにおいても役に立つアイテムです。
野外で使うのでUSBの小さなタイプではなく、家庭用の大型の扇風機を使うと良いでしょう。

電化製品を使うなら、電源サイトのあるキャンプ場を選ぶのが良いですね。
100Vのコンセントがあるので、家庭用の家電でも問題なく使うことができます。

電源サイトが無いのであれば、ポータブル電源を持ち歩くのも良いですね。
使える電力に限りがありますが、出力に気を付ければ家庭用の扇風機などでも問題なく使用できるはずです。

冷却材

冷却材

クーラーボックスに入れる保冷剤とは別に、体を冷やすための冷却材もあった方が良いですね。
カイロと同じようなサイズで、冷却材があります。

叩くだけで急速に冷えますから、あらかじめ冷凍庫で凍らせておく必要もありません。
準備が必要ないため、かなり使いやすいといえるでしょう。

手頃な方法としては、ペットボトルに水を入れて凍らせるという方法もあります。
これだと経済的ですし、溶けた水は飲むこともできるので一石二鳥だといえますね。

水に濡らすと冷える冷感タオルなどもありますし、冷却グッズを持っておくと涼しく過ごすことができますよ。

コット

コット

テントの床にマットを敷くと、寝る時に蒸れて暑苦しくなります。
ウレタンマットだと汗を吸わないので、かなりジメジメしてしまいますね。

なので、コットを用意すると良いでしょう。
コットだと地面との間に空間ができるので、風通しが良くなって涼しく寝ることができます。

ハイコットだと虫が上がってくるのも防げますし、不快な虫が寄ってくることを防げるわけです。

日焼け対策

夏は日差しが強いので、何の対策もしなければ肌が火傷のようになってしまいます。
日焼け対策として、色々なグッズを用意するべきですね。

帽子

帽子

帽子は日焼けを防ぐだけでなく、熱中症の予防にも効果があります。
ハットタイプだと耳までカバーすることができるので、かなりおススメですね。

フェイスガード付きであれば、顔の日焼けを防ぐことができますよ。
見た目はかなり怪しくなりますが、完全に防備したいなら必需品だと思います。

サングラス

サングラス

紫外線から目を守るために、サングラスも必須です。
角膜が炎症を起こして目が充血することもあるので、日中はサングラスをかけておきましょう。

安物だとほとんど紫外線を通してしまうものもありますし、それなりの有名なメーカーのものを使用したほうがいいと思います。

長袖シャツ

長袖シャツ

日焼け対策としては肌を出さないことが基本なので、長袖のシャツを着るようにしてください。

スポーツ用のコンプレッションシャツなどは、汗を素早く発散してくれるのでおススメですね。
汗でジメジメしなくなるので、半袖よりも涼しく過ごせますよ。

また、虫刺されも防ぐことができますし、長袖シャツを着ると圧倒的に過ごしやすいです。

日焼け止めクリーム

日焼け止めクリーム

女性であれば、日焼け止めクリームも塗っておくべきですね。
紫外線は肌のシミの原因となりますし、完璧に対策をするならクリームを塗る必要があります。

僕は男なので日焼け止めクリームは塗りませんが、最近はキャンプ女子も多くなっているので気になる方は使うようにしてください。

以上、夏のキャンプを涼しく過ごす方法を紹介しました。

熱中症になると命にかかわることですし、しっかりと対策ができるようにしてください。
暑さに耐えられれば、夏のキャンプはすごく楽しいですよ。

動画でも解説しているので、以下からもどうぞ!