FIREBOX G2

こんにちは!
ソロキャンパーの”いがみ”(@earth_indoor)です。

今回は、ステンレス製のミニストーブ、FIREBOX G2の紹介をします。
かなり有名な商品で、焚き火から調理までオールマイティに使うことができるストーブです。

見た目は金属の箱という超武骨な形をしており、ミリタリー好きの人にはたまらないですね。
本場アメリカで作られていますから、かなり耐久性が高くて世界的に根強いファンが多いウッドストーブとなります。

ここでは、ファイヤーボックスのメリットやデメリット、使い勝手などを紹介するので参考にしてください。

FIREBOX G2のスペック

FIREBOX G2のスペック

FIREBOX G2のスペックは、以下の通りです。

FIREBOX G2のスペック


サイズ(展開時):幅:12.7cm/高さ:19cm
サイズ(収納時):厚み:0.95cm
重さ:907g

ものすごくコンパクトな焚き火台ですね。
一般的な焚き火台と比べると、半分以下の大きさとなります。

タブレットサイズ

折り畳むとタブレットサイズになりますし、カバンの片隅などにも入れることができますね。

こんなので焚き火ができるのか不安になりますが、しっかりと使えるのかどうかを検証していきます。

FIREBOX G2の5つのメリット

FIREBOX G2の5つのメリット

絶妙なサイズ感

絶妙なサイズ感

ケースに収納すると、タブレットサイズになります。
手の平よりも少し大きなサイズなのですが、ぜんぜん場所を取りません。

ものすごく持ち運びがしやすいですね。
焚き火台はキャンプ用品の中でも大型なので、嵩張ってしまいます。

でも、これだけ小さなサイズになるのなら、かなり便利だといえるでしょう。

抜群の耐久性

抜群の堅牢性

鉄板の厚みが、1mmくらいあります。
かなり分厚いので、高温で燃やしたとしても変形しにくいです。

ちゃんと手入れすれば、一生使えるくらいの耐久性はあると思います。
キャンプ用品としては、かなり優秀ですね。

数千円で買える焚き火台も多いですが、鉄板がペラペラです。
なので、長時間の焚き火で曲がってしまいますし、数回の使用でダメになるものも多かったりします。

耐風性能

耐風性能

四辺すべてに壁があって、火床が覆われています。
なので、風が吹いても煽られたりはしません。

壁に覆われていると通気性が悪くなりがちですが、下にロストルが付いているため火床に空気が送られる仕組みとなっています。

風の影響を受けにくく酸素の供給もできるため、焚き火台としてはかなり優秀だといえるでしょう。

スピーディーな設営

スピーディーな設営

パーツのほとんどが連結されているので、開くだけで設営ができてしまいます。
あとは、灰受けと五徳をセットするだけですし、時間にして10秒くらいで設営できますね。

焚き火台は部品が多いと、組み立てが面倒で重たくもなってしまうわけです。
でも、これだけシンプルな構造をしていれば、持ち運びしやすくスピーディーに使うことができます。

使いたいときにすぐに出せるのは、かなり大きなメリットだといえるでしょう。

燃焼効率が高い

燃焼効率が高い

四辺が壁に覆われており穴も開いているため、煙突効果を生み出すことができます。
煙突効果とは内部に上昇気流を生み出せる効果のことで、焚き火台の中に常に酸素を供給することができるわけです。

なので、小さな枝などでも大きな炎を生み出すことができ、燃焼効率はものすごく高いといえます。

これだけ小さなストーブでも火力が高いので、料理をするときなどに便利だといえるでしょう。

FIREBOX G2の4つのデメリット

FIREBOX G2のデメリット

重量感がある

重量感がある

このストーブは、見た目よりもかなり重たいです。
先述の通り、鉄板の厚みが1mmもありますから、それだけ重たくなっています。

丈夫で耐久性もあるのですが、その代償として重さがあるのが欠点ですね。
900g以上ありますから、これを背負って登山などをするのは厳しいと思います。

車でのキャンプには問題ないですが、軽さを求めている人には向いていないでしょう。

汚れやすい

汚れやすい

パーツがすべて連結されているので、部品の間に煤などが入ると洗いにくいです。
特に、蝶番の間などはブラシも届きませんから、黒く汚れやすくなっています。

焚き火台は汚れるものですが、キレイに使いたい人にはストレスになるかもしれませんね。
なるべく汚さないためには、小さなブラシを用意してこまめに洗うといった方法が良いでしょう。

アメリカクオリティ

アメリカクオリティ

アメリカ製の商品なので、少し作りが雑ですね。
見て分かるように、所々に引っかき傷などがあったり、汚れが目立ちます。

使っているうちに気にならなくなると思いますが、神経質な人だと目についてしまうかもしれません。

値段が高い

値段が高い

1万円を軽く超える値段なので、気軽に買えるものではありません。
輸入品なので送料や関税がかかるのでしょうが、それでも少し割高な気がします。

今どき焚き火台は、2~3,000円で買えるものですし、それらと比べると明らかに高額な商品といえるでしょう。

丈夫なので長く使うことができますが、できるだけ安く済ませたい人なら別の商品を使うべきだと思います。

FIREBOX G2で焚き火をしてみた

焚き火をしてみた

それでは、FIREBOX G2で薪を燃やしてみようと思います。
かなり小さな焚き火台なので、大きな薪を入れることはできません。

火の回りは早い

一度火を付けると、火の回りは早いですね。
煙突効果による上昇気流で、どんどん薪が燃えてくれます。

お湯を沸かしてみる

お湯を沸かしてみます。
あまり大きな鍋は置けないので、直径20cm以下の小さな鍋が良いでしょう。

コーヒー1杯分のお湯なら、3~4分くらいで沸くと思います。

コーヒーを入れてみました

実際にコーヒーを入れてみました。
かなり火力が強いので、これ一台で本格的な料理もできるでしょう。

炒め物や焼き肉など、ソロキャンプであれば問題なく作ることができるはずです。

実際に使って分かった問題点

少し燃料の投入が面倒

焚き火をしてみた感想ですが、少し燃料の投入が面倒だと思いました。
煙突効果により燃焼効率は高いのですが、薪が燃え尽きるのが早いのでどんどん追加しないといけません。

小さなストーブなので、多くの薪を入れることができないわけです。
料理をするときは、食材を切ったり薪の補充をしたりなど、やることが多くて忙しくなってしまうでしょう。

なので、賢い使い方としては、少し多めの薪を投入してから鍋を置くのが良いですね。

かなり詰め込んでも煙突効果で燃えてくれますし、燃料の投入回数を減らせるので効果的です。

以上、FIREBOX G2のメリットやデメリットを紹介しました。

全体的には、かなり使い勝手に優れた焚き火台だと思います。
武骨で頑丈な作りなので、かなり長く使うことができるでしょう。

漢のキャンプ道具といった感じで、持っているだけでテンションが上がりますね。
少し値段が高いですが、武骨なキャンプギアが好きな人は持っておいて損はありません。

動画でも解説しているので、以下からもどうぞ!