アルミロールテーブル

こんにちは!
ソロキャンパーの”いがみ”(@earth_indoor)です。

キャプテンスタッグのアルミロールテーブル(M-3713)を買ってみました。
言わずと知れた人気商品で、キャンパーの多くの方が持っている商品です。

実際に触ってみると使い勝手が良いですし、安くて丈夫なので人気なのも納得できますね。
初心者から上級者まで、長く使えるテーブルだと思います。

ただ、いくつかの欠点もあって、これは致命的だなと思えるものもありました。
使い方によっては買わない方が良い場合もあるので、購入する前にはよく考えるようにしてください。

ここでは、アルミロールテーブルの、欠点について解説します。

アルミロールテーブルの特徴

まずは、簡単なスペックから紹介します。

アルミロールテーブルのスペック

スペック


サイズ:幅40cm、奥行き27cm、高さ12cm
重量:700g

材質:(天板)アルミニウム(脚)鉄
耐荷重:30kg

天板の間のスペーサー

天板の間のスペーサーがしっかりとついていて、さすが有名メーカーといった感じです。
安い中華製だと、このスペーサーが割れていることがよくあるんですよね。

ゴムの耐久性

問題は、このゴム紐の耐久性。
これが切れると使えなくなるので、どこまで持つのかなといった感じ。

アルミロールテーブルの組み立て

テーブルの組み立て方は簡単で、天板をひっくり返してストッパーをはめて、脚を持ち上げるだけです。

めっちゃ簡単ですね。
子供でも組み立てられると思います。

アルミロールテーブルのデメリット

実際に使ってみて分かりましたが、いくつかのデメリットがあります。
しかも、コンパクトテーブルとしては致命的な欠点があるので、購入を考えている人は注意してください。

意外と大きい

アルミロールテーブルの大きさ

写真だと小さそうに見えますが、実物はかなり大きいです。
長さが40cmもありますから、結構な大きさですね。

これを持ち運ぶのは、かなり辛いと思います。
バックパックに入れても相当な場所を取りますし、700gという重さはずっしりときますね。

車で行くキャンプなら問題ないですが、バイクや登山などに持っていくには適していないと思います。
というか、車だったらもっと大きなテーブルを持っていけますし、何に使うにしても中途半端かなって感じです。

勝手に開いてしまう

勝手に開いてしまう

畳んだ状態で手を離すと、開いてしまいます。
袋に入れても中で開いてしまうので、嵩張る原因になりますね。

これって、意外とうっとうしいと思います。
バッグの中で開くとスペースを取りますし、他の荷物が入りません。
全然コンパクトじゃないですね。

ロールテーブルをヘアゴムで止める

解決策として、100円ショップでヘアゴムを買ってきました。
これなら、しっかりとまとめることができます。

袋のストッパーがない

袋のストッパーががない

専用の袋があって良いのですが、紐にストッパーが付いていません。
なので、袋を閉めたとしても、すぐに開いてしまいます。

これだと運搬中に中身が出てしまうかもしれませんし、袋自体もゴワゴワ嵩張るので邪魔ですね。

ロールテーブルにコードストッパーを付ける

100円ショップでコードストッパーが売っていたので、これを付けることで解決しました。



コンパクトテーブルの携帯性

コンパクトテーブルにおいて、もっとも重要なのは携帯性ですよね。
この大きさだと持ち運びに大変ですし、気軽に持っていくことができません。

たしかに、使い勝手は良いと思いますよ、十分な大きさがありますし。
ただ、道中の持ち運びを考えると、実用性としては高くないなと思いました。



オゼンライト・フィールドホッパー

携帯性という観点でいえば、スノーピークのオゼンライトやソトのフィールドホッパーの方が優れていますね。
キャプテンスタッグよりも2周りくらい小さいですし、重さも半分くらいです。

コンパクトさを求めるなら、ロールテーブルは適していません。

まぁ、値段が安いので、試しに買ってみるのも良いですけどね。
実際にキャンプで使ってみて、問題がなければそのまま使い続ければ良いと思います。

最初はロールテーブルから始めて、慣れてくれば他のテーブルにステップアップするという方法もアリです。

アルミロールテーブルのメリット

デメリットばかり並べてしまいましたが、メリットについても話しておきましょう。
やはり人気商品ですから、使い勝手には優れています。

汚れが付きにくい

汚れが付きにくい

天板がアルミですから、汚れを簡単に落とすことができます。
水をこぼしても拭くだけで良いですし、外でもガンガン使えるでしょう。

木製テーブルだと、水が付くとシミになったりするので、アルミテーブルの使い勝手は素晴らしいですね。

水洗いすることもできるので、汚れは気になりません。

熱いものを置いても大丈夫

熱いものを置いても大丈夫

金属性ですから、熱したフライパンなどをそのまま置くことができます。
料理した後って、フライパンの置き場所に困ったりするんですが、テーブルに置けるのは良いですね。

アルミは熱伝導率が高いので、熱い鍋やフライパンでもすぐに冷やすことができます。
時間がなくてすぐに片付けたい時には、メッチャ便利だと思います。

高さが無いので安定性がある

高さが無いので安定する

高さが12cmと低い設計なので、安定性が高いです。
シングルバーナーを置いても土台がしっかりしていますし、うっかり倒すリスクを減らすことができます。

地べたに座って使うならちょうど良い高さですから、使い勝手は申し分ないレベルですね。

アルミロールテーブルの用途

アルミロールテーブルの用途

天板が大きいので、料理する際にも狭く感じることはありません。
バーナーや鍋を置くスペースは十分にありますし、ソロキャンプなら食事をするのも苦になりません。

また、テント内での小物置きとしても使えます。
目覚まし時計やスマホ、タブレットなどを置くスペースになるでしょう。

そして、車中泊用のテーブルにも最適です。
車の中に常備しておくと、何かと役に立つかもしれません。

耐荷重の実験

公式スペックでは、耐荷重が30kgとなっています。
本当に重さに耐えられるのかを、実験してみたいと思います。

やはり、外で使うものですから、耐久性はすごく大切ですよね。
本当に30kgに耐えられるのであれば、かなりハードに使っても壊れないと言えます。



アルミロールテーブルの耐荷重

30kgのダンベルを置いてみました。

全然、大丈夫ですね。
もっと置いても問題ないと思いますし、35kgくらいならいけるかもしれません。

まぁ、こんな重さを置くことはないですよね。
普通のキャンプでの使用で、壊れることはないでしょう。

以上、キャプテンスタッグのアルミロールテーブルを紹介しました。

携帯性に難がありますが、それ以外の点ではかなり良くできたテーブルですね。
重さが気にならないのであれば、買っても良いかなと思います。

価格は安いので、初心者向けのテーブルといった感じです。
このテーブルから始めて、慣れてくればもっと軽くて良いやつを買うのがベターですね。