M-6352

こんにちは!
ソロキャンパーの”いがみ”(@earth_indoor)です。

今回は、キャプテンスタッグの中で最も小さいバーナーであるM-6352を紹介します。
パッと見で分かりますが、手のひらサイズに収まるバーナーで、めちゃくちゃ小型ですよね。

私が持っているシングルバーナーで、最も小さいモデルです。
これだけ小さいとちゃんと使えるのか不安になりますが、ためしにレビューしてみようと思います。

ここでは、M-6352のメリットやデメリット、使い勝手などを検証するので参考にしてみてください。

M-6352のスペック

M-6352のスペック

M-6352のスペックは、以下の通りです。

M-6352のスペック


サイズ(使用時):幅80×奥行115×高さ75mm
サイズ(収納時):幅105×奥行55×高さ55mm
重量:175g
出力:2,400kcal/h

展開が非常に簡単

展開が非常に簡単で、五徳を広げるだけで完成します。
コンパクトですぐに使える設計ですから、ポケットに入れておけばすぐにお湯を沸かしたりできるわけです。

ケースに入れると小さくなる

ケースに収納すると、ものすごく小さくなります。
これがバーナーというのは驚きで、モバイルバッテリーと同じような大きさです。

175gしかありませんから、カバンに入れていても重さを感じることはないでしょう。

M-6352の2つのメリット

M-6352の2つのメリット

携帯性の高さ

携帯性の高さ

重量が200gを切っているので、ものすごく軽いです。
これだけ軽いと持ち運びがすごく楽ですし、自転車や徒歩のキャンパーで軽量化したい人に向いています。

登山などで長時間の山登りする場合にも、このバーナーはおススメできますね。
本格的な雪山登山用のバーナーと比べると重たいですが、ライトな登山であればこれで十分だと思います。

また、メインのバーナーが壊れた時のために、予備として持っておくのも良いかもしれません。
カバンの隅に入れておいても邪魔になりませんから、これが一つあるだけで重宝しますよ。

ケースが丈夫である

ケースが丈夫である

専用ケースが、分厚くて丈夫な作りとなっています。
内部に厚紙が入っていて型崩れしませんし、かなりハードに使っても破れることはなさそうです。

アウトドアで使うには、かなり優れたケースだといえるでしょう。

SOTOのケースはペラペラ

ちなみに、SOTOのケースはペラペラの巾着袋なんですよね。
これだと強度が不安で、すぐに穴が開いてしまうでしょうし、それに比べると相当しっかりした作りだといえます。

M-6352の6つのデメリット

M-6352の6つのデメリット

価格が高い

価格が高い

このバーナーは6,000円台で売られていることが多いですが、少し値段が高いかなと思いますね。
キャプテンスタッグのバーナーは4,000円台が主流なので、それらと比べると割高といえるでしょう。

細かい部分まで作り込まれており剛性もしっかりとしていますが、ただ6,000円の価格を考えるとコスパは悪いといえます。

携帯性を重視している製品なので、コンパクトさを求めていない人は無理に買う必要はないかもしれません。

4,000円台でも良いバーナーがありますから、キャプテンスタッグなら他のバーナーでも満足で切るはずです。

点火スイッチの使い勝手が悪い

点火スイッチの使い勝手が悪い

横に点火スイッチがありますが、スイッチの周りがL字型の金具で覆われています。
なので、指で押すときに引っかかって押しにくいです。

スイッチ自体も硬いですが、無理に押そうとすると爪が割れるかもしれません。
男性だと指が大きいため、かなり苦労しそうですね。

火花が出ない

また、点火時の火花ですが、たまに付かないことがあります。
5回のうち3回くらいは飛ばないので、一発で点火できないことも少なくないでしょう。

火力が弱い

火力が弱い

火力は2,400kcalとなっており、キャプテンスタッグの中では最もパワーが弱いモデルです。
M-7901だと3,000kcal、M-8809は3,000kcal、M-7900は2,700kcalですから、どれだけ弱いかがわかるでしょう。

お湯を沸かすくらいなら良いのですが、これ一本で料理全般をやろうとすると厳しいかもしれません。
料理にこだわりたい人だと、注意が必要だといえますね。

炎の汎用性が低い

炎の汎用性が低い

ヘッドの部分がすごく小さいため、炎の広がりが少ないです。
中心部分にしか炎が出ない構造ですから、これで調理をするとフライパンの真ん中だけが焦げてしまいます。

なので、これで炒め物をするのであれば、フライパンを常に回しながらしないといけません。
五徳自体も大きくないため、フライパンを動かすと不安定となります。

料理をするときには、工夫が必要となるでしょう。

大きな鍋には向いていない

大きな鍋には向いていない

先述の通り、五徳が小さい構造となっています。
幅が8cmしかありませんから、あまり大きな鍋は置くことができません。

メーカーが推奨しているのは、直径20cm以下の鍋です。
それ以上の鍋やフライパンを使う場合は、かなり不安定となってしまいます。

ソロキャンプで使う鍋なら大体20cm以下に収まると思いますが、グループキャンプなどで大きな鍋を使う時には向いていませんね。

特に、小さい子供がいる場合だと、鍋が倒れると火傷する可能性があります。
周りに配慮して、十分に気を付けなくてはいけません。

防風性に不安がある

防風性に不安がある

見ての通り、ヘッド部分がむき出しになっています。
なので、横から風が吹いたときに、モロに影響を受けてしまうわけです。

しかも、弱火にした時に炎が不安定となるため、風が吹いたときには簡単に消えてしまいます。
このバーナーを使う際には、ウインドシールドを使うようにしてください。

Amazonで数百円で売られていますから、そういったものを使うといいと思います。

M-6352の火力実験

M-6352の火力実験

それでは、M-6352の火力を実験しようと思います。
500mlの水を何分で沸かせるのかといった実験ですね。

結果は2分30秒くらい

結果は2分30秒くらいでした。

キャプテンスタッグの中では最も火力が弱いモデルですが、2分半でお湯を沸かせるのであればまぁまぁ実用的かなと思います。
これをメインで使っても、ソロキャンプなら対応できるんじゃないでしょうか。

以上、M-6352のメリットやデメリットを紹介しました。

コンパクトなバーナーですから、一つあると便利な商品だと思います。
ソロキャンプだと軽さがかなり重要なので、ここまで小さな商品だとメリットは大きいですね。

荷物を軽くしたい人だと、買って損はないのかなと思いますね。

動画でも解説しているので、以下からもどうぞ!