
こんにちは!
ソロキャンパーの”いがみ”(@earth_indoor)です。
コールマンのダッチオーブンを買いました。
真っ黒な鉄の塊なので、男のキャンプギアって感じですね。
ダッチオーブンとは、蓋つきの鉄製鍋のことで、丈夫なのでメンテナンスをすれば一生使うことができます。
アウトドアでも自宅のような本格的な料理ができるため、使い方次第でキャンプの質を高めることができるわけです。
ただ、メンテナンスをしないと錆びてしまいますし、取り扱いが難しいという側面もあります。
ここでは、ダッチオーブンの使い勝手やメンテナンス方法について解説をしていきます。
コールマン・ダッチオーブンのメリット
何でも作れる
本当に万能な調理機で、これ一台で「焼く」「煮る」「蒸す」「揚げる」「炒める」「燻す」「保温」などのあらゆることができてしまいます。
蓋の上に炭を置くことで、上下から熱を送ることができ、オーブンのような使い方が可能です。
なので、ピザやグラタン、パンなどを焼くことができます。
また、鍋に厚みがあるため内部の温度が均一になることで、食材にじっくりと火を通せるわけです。
蓋自体にも重みがあって鍋を密閉できますから、食材から出た水分のみで蒸し焼きにする無水調理もできます。
無水調理をすると、食材の栄養が逃げないことや旨味が凝縮されるなどのメリットがありますね。
とにかく万能の鍋ですから、料理の幅がぐっと広がっていくでしょう。
シーズニング不要
鉄製品には錆防止剤が塗られているので、それを取り除くためにシーズニングという作業が必要です。
しかし、コールマンのダッチオーブンには、錆防止剤の代わりに植物性のオイルを使っています。
そのため、シーズニング作業無しで、そのまま使用することができるわけです。
僕は、スキレットのシーズニングは何度かしたことがありますが、小さいものでも30分以上は掛かりますし大変な作業でした。
これほどの大きな鍋だと相当な時間がかかると思いますし、シーズニングが不要というのはすごく助かりますね。
ケースが付いている
ダッチオーブンは、重たいので持ち運びが大変です。
どこかにぶつけてしまったら割れることもあるので、取り扱いには注意しないといけません。
コールマンでは専用ケースが付いていますから、それに入れればダッチオーブンを保護しつつ安全に運ぶことができます。
コールマン・ダッチオーブンのデメリット
重量があり重い
サイズ:直径約25×13(h)cm
質量:約6kg
6kgもの重さがあるため、持ち運びはかなり大変です。
駐車場からサイトまで距離がある場合、そこまで運ぶだけで疲れてしまいますね。
キャンプ用品の軽量化を考えている人には、向いていない商品だといえます。
メンテナンスが必要
鉄の塊ですから、そのまま放置していると錆びてしまいます。
料理に使うものなので錆びてしまうと使えませんし、マメにメンテナンスをしなくてはいけません。
面倒なことが嫌いな人は、ダッチオーブンを使わない方が良いでしょう。
ダッチオーブンのメンテナンス方法
料理に使った後は、表面をコーティングして錆を防がないといけません。
少し面倒な作業ですが、必ずしないといけませんから、やり方を覚えるようにしてください。
手順としては、以下のようになります。
- 水を張って沸騰させる
- 洗剤なしで水洗いする
- 火にかけて水気を飛ばす
- 油を塗って保管する
水を張って沸騰させる
まずは、料理でついた汚れを落とさないといけません。
ダッチオーブンに水を張って沸騰させることで、油などを浮かせることができます。
ヘラなどでこすりながら、混ぜていくのが良いですね。
これだけで、ほとんどの汚れは落とせるはずです。
洗剤なしで水洗いする
次に、沸騰させたお湯を捨てて、タワシなどで水洗いします。
洗剤を使ってはいけないので、気を付けてくださいね。
鍋が温まっていると、こびり付いた汚れもタワシだけで落とせるはずです。
火にかけて水気を飛ばす
濡れたままだとすぐに錆びるので、水洗いしたらすぐに火にかけてください。
水気をすべて飛ばしてしまいます。
油を塗って保管する
水気がすべて飛んだら、温かいうちに油を塗ります。
油は家にあるものなら何でも良いですが、オリーブオイルがおすすめです。
中も外も隙間なく、しっかりと油で塗っておきましょう。
十分に冷ましてから、新聞紙でくるんで保管します。
これでメンテナンスは終わりですね。
以上、コールマンのダッチオーブンについて解説をしました。
上級者向けの調理器具ですが、これがあると間違いなくキャンプの質は高まるはずです。
メンテナンスをすれば一生使えるものですし、持っておいて損はありませんよ。
動画でも解説しているので、以下からもどうぞ!