バンドックのソロティピー

こんにちは!
ソロキャンパーの”いがみ”(@earth_indoor)です。

今回は、バンドックのワンポールテントであるソロティピー(BDK-75)を買いました。
Amazonでの評価も高い、人気のワンポールテントですね。

使い勝手に優れているため、ソロキャンパーからは絶大な支持を集めています。
バンドックは最近注目されているメーカーなので、どんなテントなのかを試しに買ってみました。

ここでは、ソロティピーのメリットやデメリット、使い勝手などを紹介していきます。

ソロティピー(BDK-75)のスペック

ソロティピー(BDK-75)

ソロティピーのスペックは、以下の通りです。

ソロティピーのスペック


サイズ(フライ):W240xD240xH150cm
サイズ(インナー):W220xD100xH135cm
サイズ(収納時):W42xD19xH19cm
重量:2.2kg
耐水圧:(フライ)3,000mm、(ボトム)5,000mm

収納サイズがやや大きいなと思いましたが、重量2.2kgしかないので見た目以上の軽さでした。
耐水圧は3,000mmもありますから、大雨が降っても浸水することはないでしょう。

設営はすごく簡単

設営はすごく簡単

設営してみた感想としては、メチャクチャ簡単でしたね。
四辺をペグダウンしてポールを立ち上げるだけですから、慣れれば5分くらいで設営できると思います。

初めてであっても迷うことはなく、初心者でも難しくはありません。

居住性に優れるテント

天井が高いので圧迫感はない

中に入ってみましたが、天井が高いので圧迫感はなかったですね。
私の身長は178cmですが、座っても天井にまだ余裕があります。

内部で本を読んだりゲームをしたりなど、ゆったりとくつろぐことができるでしょう。

足を伸ばして寝ることができる

インナーテントの横幅は220cmもあるので、足を伸ばして寝ることができます。
端の方は斜めになっていますが、窮屈さはなかったです。

成人男性が寝ても、特に問題はないと思います。

前室の広さが特徴的

前室の広さが特徴的で、足を伸ばしても届かないくらいの広さです。
足の先から30cmくらいの余裕があるので、相当な広さだということが分かると思います。

ソロティピー(BDK-75)の4つのメリット

設営が簡単である

四辺をペグダウンしてポールで立ち上げるだけ

先述の通り、四辺をペグダウンしてポールで立ち上げるだけで完成します。
慣れると5分くらいで設営できますし、ものすごく簡単ですね。

インナーテントが一体型なので、雨の日の設営でも内部が濡れることはありません。
普通のテントだとインナーを立ててからフライシートを被せますから、二度手間ですし雨が降っていると濡れてしまうわけです。

スピーディに設営できることは、何よりもメリットだと思います。

前室が広い

前室が広い

テント内の居室を半分に削って、それを前室にしている構造です。
テントの半分が前室なわけですから、ソロキャンプの荷物であればすべて入れても余裕があります。

雨が降ったとしても入り口を閉めてしまえば、内部に雨が侵入することはありません。
前室内で調理をしたりなど、簡単な作業はできてしまいます。

このテント一つを持っていれば、特に困ることはないでしょう。

タープと接続できる

タープと接続できる

一番上のトップにループが付いており、カラビナなどを使ってタープと連結できます。
ワンポールテントはタープと連結するのが難しいのですが、これであれば簡単に繋げられるわけです。

タープとテントとの間に隙間がある

ただ、タープとテントとの間に隙間があるので、雨の日は注意が必要ですね。
タープの下で作業すれば、雨であっても濡れることはありません。

フライシートのみで使える

フライシートのみで使える

インナーテントが一体型ですが、ワンタッチで外すことができます。
バックルがあるので、簡単に着脱可能ですね。

フライシートのみだと広大な空間ができるので、レジャーシートを敷いてお座敷スタイルにできたりします。
お座敷スタイルだと2人で寝ることもでき、カップルなどでも使えるでしょう。

薪ストーブを使う

冬場は薪ストーブを使う人もいますが、インナーテントを外せば設置することができますね。
ただ、煙突を出す穴がないので、入り口から出すなどの工夫が必要です。

ソロティピー(BDK-75)の4つのデメリット

インナーがフルメッシュである

インナーがフルメッシュ

インナーテントが全面メッシュになっており、風などをすべて通してしまいます。
冬場などの寒い時期は、かなり辛いと思いますね。

内部が丸見えですから、インナーテントだけで使えません。
夏場などはテント内に熱がこもるので、ものすごく暑くなるでしょう。

スカートがない

テントの下にスカートがない

テントの下にスカートがないので、隙間が空いてしまいます。
この隙間から虫や風が入ってきますから、テント内の環境は悪くなりがちですね。

先述の通り、インナーテントはフルメッシュなので、風が入るとメチャクチャ寒くなります。
なので、真冬にこのテントを使うなら、自分でスカートを作るなどの対策が必要でしょう。

通気性が微妙

通気性が微妙

天井にベンチレーションが2つ付いているので、そこから換気ができます。
しかし、実際に使ってみると、あまり風通しは良くありませんでした。

この日は10月の上旬でしたが、テント内はかなり暑くなってしまいましたね。
気温は27℃くらいで快適だったのですが、テントの中はものすごく高温でした。

入り口が前にしかないので、後にもあったら通気性は良くなると思います。
この辺は、少し改良してほしいポイントです。

付属のペグが貧弱

V字型のペグがペラペラ

V字型のペグが付いていますが、ペラペラのプラスチックなんですね。
なので、硬い地面などには全く刺さりません。

芝生などなら問題ありませんが、砂利などの地面では刺さらないと思います。
鍛造ペグなどの丈夫なものを買っておくと、どんな地面でも設営できるようになるでしょう。

どんなテントでも付属のペグはしょぼいので、鍛造ペグは絶対に持っておくべきだと思います。

エリッゼステーク

私が使っているのは、エリッゼステークです。
今まで刺さらなかった地面はないですし、これは持っておいて損はありません。

以上、バンドックのソロティピー(BDK-75)を紹介しました。

設営が簡単で広さも十分なので、メチャクチャ気軽にキャンプができるテントですね。
荷物をすべて前室に入れることができますし、急に雨が降っても安心です。

このテント一つあればキャンプに出掛けられるので、初心者から中級者まで幅広くおススメだと思いますよ。

動画でも解説しているので、以下からもどうぞ!