3種類のソロテーブル

こんにちは!
ソロキャンパーの”いがみ”(@earth_indoor)です。

キャンプでは、テーブルが必要になりますよね。
料理や食事をするときに、何もないと作業がしづらいですし、小さなテーブルがあると何かと便利です。

グループキャンプなら大きなテーブルを持っていくと思いますが、ソロキャンプだとそこまで大きくなくても構いません。

ソロキャンプ用のテーブルに求められるのは、携帯性や耐久性、必要最低限の大きさなどがあります。

それらを満たすテーブルとして、以下の3つが有名ですね。

人気のソロテーブル

  • アルミロールテーブル(キャプテンスタッグ)
  • フィールドポッパー(SOTO)
  • オゼンライト(スノーピーク)

このページでは、上記3つのテーブルを比較して、それぞれの特徴をまとめています。
自分に合った商品を見つけるために、ぜひ参考にしてみてください。

アルミロールテーブルの特徴について

アルミロールテーブル

キャプテンスタッグのアルミロールテーブルは、リーズナブルな価格なので初心者からの支持が熱いです。
初めて買ったテーブルが、これだったという人も多いでしょう。

スペック


サイズ:400×290×120mm
重量:700g
耐荷重:30kg

アルミロールテーブルのメリット

リーズナブルな価格

1,500円前後という格安な価格が、最大のメリットだといえます。
キャンプの初心者だと大きな金額は出せませんから、これくらいの価格帯だとありがたいですよね。

中華製品だともっと安くありますが、キャプテンスタッグという有名メーカーなら安心して買うことができます。

天板が大きい

アルミロールテーブルは天板が大きい

幅40cm、奥行き29cmというサイズなので、バーナーやメスティンなどを置いてもまだ余裕があります。
簡単な調理ならテーブルの上ですべて完結できますから、ソロキャンプにおいてはちょうどいいサイズ感だといえますね。

耐久性が高い

耐荷重は30kgなので、普通の使用で壊れることはないでしょう。
大きな鍋を置いても30kgを超えることはありませんし、乱雑に扱っても衝撃で壊れることも少ないと思います。

アウトドアで使う道具としては、十分な耐久性だといえますね。

アルミロールテーブルのデメリット

重たい

ソロテーブルとしてはやや大型なので、700gという重さがあります。
片手で持つとずっしりくるので、バックパックなどに入れて運ぶとなると少し重たいですね。

車でキャンプに行く人には関係ありませんが、軽量化を求めている人には向いていないといえるでしょう。

手を離すと広がる

手を離すと広がる

折り畳み式のテーブルですが、畳んだとしても手を離すと勝手に広がってしまいます。
天板が大きいうえに畳めないとなると、コンパクトさが失われてしまってソロテーブルとしてはデメリットですね。

ゴム紐で止める

対処法としては、ゴム紐で止めるという方法です。
こうすることで袋に入れても広がることはなく、コンパクトに持ち運ぶことができます。

オゼンライトの特徴について

オゼンライト

スノーピークが販売しているオゼンライトは、軽さが魅力的なテーブルです。
携帯のしやすさから、登山家などの愛用者が多く、初心者から上級者まで幅広い層から支持されています。

スペック


サイズ:297×210×85mm
重量:270g
耐荷重:3kg

オゼンライトのメリット

オゼンライトの軽さ

先述したように、オゼンライトの特徴は、何といっても軽さです。
全体にパンチング加工することで軽量化しており、わずか270gしかありません。

キャプテンスタッグが700gですから、半分以下の重量ということですね。
これなら、バックパックに入れて持ち運んでも重さを感じることはありませんし、長距離の移動であっても疲れにくいでしょう。

オゼンライトのデメリット

オゼンライトの組み立て

軽さが魅力のオゼンライトですが、組み立てが少し面倒なのがネックです。
天板と脚が分離しているため、それらを合わせて組まないといけません。

他のテーブルだと一体化しているので、広げるだけで使うことができます。
オゼンライトは、軽さを重視しているため、部品が分離しているわけですね。

しかも、天板を並べて水平に置かないと組み立てられず、地面に置いた時に汚れてしまうかもしれません。
コツを掴むまでは、使いにくい可能性があるでしょう。

オゼンライトの天板の大きさ

天板の大きさは、幅が約30cmなのであまり大きくありません。
バーナーとメスティンを置くと埋まってしまうので、他に物を置くことは難しいですね。

最小限の大きさですから、多くのものは置けないと思います。

フィールドポッパーの特徴について

フィールドポッパー

SOTOのフィールドポッパーは、ポップアップ式のテーブルです。
テーブルとしては珍しい構造をしており、自動で脚が開くタイプとなっています。

スペック


サイズ:297×210×78mm
重量:395g
耐荷重:3kg

フィールドポッパーのメリット

フィールドポッパーは展開が簡単

特殊な脚の構造をしているため、天板を開くだけで自動で展開する仕組みとなっています。
1秒かからずに設営できるので、テーブルの中では最速だといえるでしょう。

キャンプではテントやタープなどを設営しないといけませんし、他のアイテムはできるだけ簡単に設置したいものです。
そういった時に、フィールドポッパーがあると便利ですよ。

フィールドポッパーのデメリット

フィールドポッパーは構造が複雑

ポップアップ式を採用しているため、かなり複雑な構造となっています。
そのため、脚の部分が故障してしまうと、自分で修理するのは難しいでしょう。

耐久性も未知数のため、どれだけ使えるのかも分かりません。
シンプルな構造だと長く使えますが、ポップアップ式の耐久性がどこまで続くのかがポイントになりますね。

フィールドポッパーの天板の大きさ

天板の大きさは、幅が約30cmとなっており、多くのものを置くことができません。
ソロ用のテーブルですから、一人分の料理や食事だけで一杯になってしまうでしょう。

3つのテーブルを比較してみた結果

上記の3つのテーブルを比較して、どれが一番使いやすいのかを検証してみます。
それぞれのテーブルの機能は異なるので、自分に合ったものを選ぶようにしてください。

キャプテンスタッグが最も大きい

アルミロールテーブルの大きさ

最も天板が大きいのは、キャプテンスタッグのロールテーブルですね。

幅が40cmなので、他のテーブルよりも10cm以上も大きくなっています。
料理や食事をするにしても、かなり余裕をもって作業できるはずです。

SOTOとスノーピークに関しては、天板の大きさは全く同じですね。
重ねたら寸法が同じですし、どちらを使っても差はないと思います。

テーブルの高さ

高さに関しては、スノーピークの方が7mmほど高くなっているようです。
キャプテンスタッグは、4cmくらい高いですし、他の2つと比べるとかなり大型だということが分かりますね。

ケースに収納した大きさ

ケースに収納しても、キャプテンスタッグが最も大きいです。
SOTOとスノーピークはほぼ同じ大きさですが、厚みはスノーピークの方が薄くなっています。

コスパで選ぶならキャプテンスタッグ

コストパフォーマンスが高いのは、キャプテンスタッグのアルミロールテーブルです。
1,000円台で買えますし耐荷重もあるので、かなり丈夫に使うことができますよ。

初めてソロテーブルを買うのであれば、アルミロールテーブルを買っておけば間違いありません。
初心者から上級者まで、幅広く使えるテーブルだといえるでしょう。

携帯性で選ぶならSOTOかスノーピーク

SOTOとスノーピークはほぼ同じ大きさですから、コンパクトさでいえばほとんど差がありません。
ただ、スノーピークのオゼンライトの方が、100g以上も軽くなっているので携帯性が高いです。

徒歩や登山をする人なら軽さを求めているでしょうし、オゼンライトを持っておくと便利だと思います。

これまで各テーブルの特徴を紹介してきましたが、テーブルとしての機能はみんな同じなので、最終的には自分の好みで決めるのが良いでしょう。

個人的にはSOTOのフィールドポッパーが好きですね。
一瞬で展開できますし便利なので、かなり使い勝手は良さそうです。

ソロテーブルは一つあると色々な場面で役に立ちますから、自分に合ったものを買うようにしてください。

動画でも解説しているので、以下からもどうぞ!