ST-301

こんにちは!
ソロキャンパーの”いがみ”(@earth_indoor)です。

SOTOのST-301を買いました。
分離型のガスバーナーで、五徳とボンベが離れているタイプですね。

ガスバーナーは何台か持っているんですけど、今まで一体型しか持っていませんでした。
一体型でも使いやすいのですが、分離型も以前から試してみたいと思っていたんです。

なので、今回買ってみました。

実際に使ってみると一体型とは違ったメリットがあり、すごく使いやすかったです。
特に、キャンプで料理をする人は、かなりおススメできるなと感じました。

ここでは、ST-301について紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

SOTO・ST-301のスペック

ST-301のスペック

まずは、スペックから紹介しましょう。

ST-301のスペック


サイズ:190×176×83mm
重量:640g
火力:3,200kcal/h
使用時間:1.4時間(ボンベ一本)

かなり大型のバーナーなので、火力は強いです。
ソロキャンプだけでなく、グループでのキャンプにも対応できますね。

シングルバーナーには2つの種類がある

シングルバーナーの種類

シングルバーナーには、「一体型」と「分離型」の2つの種類があります。
その違いについて知っておくと、これからバーナーを買う時に参考になるはずです。

一体型バーナーの特徴

一体型バーナー

一体型とは、五徳とボンベがくっついているタイプですね
キャンプ用のバーナーとしては一般的な形なので、多分ほとんどの人が見たことがあると思います。

一体型にも2つの種類があって、「縦型」と「横型」がありますね。

縦型

縦型のバーナー

縦型のメリットは、軽くてコンパクトな商品が多いので、持ち運びするときにもすごく便利です。
五徳とボンベがくっついているので省スペースですし、組み立てたとしてもほとんど場所を取りません。

机の上に置いていても、邪魔になりにくいですね。
リーズナブルな商品が多いので、初めてのバーナーは一体型を買う人が多いと思います。

デメリットは、不安定なことです。
コンパクトさをウリにしているので、五徳が小さいことが多いんですよ。

だから、大きな鍋は置けないですし、縦型だと高さが出てくるので、それも不安定な要素ですね
地面が凸凹していると、不安定になって倒れやすくなります。

横型

横型バーナー

一方、横型のメリットに関しては、縦型と同じで軽くてコンパクトということです。
ケースも小さいですから、バックパックに入れて持ち運びできます。

また、縦型よりも高さが無いので、安定しやすいというメリットもありますね。
バーナー本体とボンベも地面に設置しているので、縦型と比べると安定感は高いと思います。

デメリットは、横向きにしているので場所を取ることです。
机の上に置いても多くのスペースを取るので、邪魔になってしまいます。

そして、長時間の使用に向いていないというデメリットもありますね。
熱が鍋に反射してボンベに伝わってしまい、長時間使っているとボンベがかなり熱くなるわけです。

最悪、爆発してしまう可能性もありますね。
だから、長時間使う時には注意した方が良いでしょう。

分離型バーナーの特徴

分離型のバーナー

分離型のバーナーは、地面に直接置けるので安定性が高くなります。
高さが低いので倒れる心配もないですし、ものすごく安定しているわけです。

また、ボンベとバーナーが離れているので、長時間使ってもボンベに熱が伝わりません。
だから、爆発する心配もないですし長く使うことができるでしょう。

デメリットは、重たいということがありますね。
一体型と比べると、2~3倍くらい重たいものが多いので、持ち運びはしにくいと思います。

値段も少し高くて、一体型が5,000円くらいなんですけど、大体8,000~10,000円くらいする商品が多いです。
だから、少しでも安く抑えたいという人には、あまり向いていないかもしれません。

SOTO・ST-301の組み立て方

それでは、バーナーを組み立てていきましょう。
一体型と比べると少し手間がかかりますが、やってみるとすごく簡単です。

脚を展開する

まずは、脚を展開します。

脚の部分を広げて、下の溝の部分にはめましょう。
ストッパーがネジになっているので、それを回すことで固定できます。

ボンベ側の脚を展開する

次に、ボンベ側の脚を展開します。
脚を広げたらボンベをセットし、ストッパーで固定します。

点火器を展開する

点火器が折り畳みされているので、これも下ろさないといけません。
裏型のネジを緩めて点火器を下ろして、またネジを固定して完了ですね。

慣れると1分も掛からないと思いますし、誰にでもできるはずです。

SOTO・ST-301のメリット

安定性がすごく高い

五徳自体がすごく大きいので、鍋を載せてもグラグラしません。
全然、高さも無いので倒れる心配もないですし、大きな鍋を置いて調理することができます。

ダッジオーブンなどを使った本格的な料理もできるので、料理にこだわりたいという人にはすごくおススメです。

長時間でも使うことができる

五徳とボンベが離れているので、熱がボンベに伝わらないですね。
最大で30cmも離すことができますので、すごく安全性は高いと思います。

煮込み料理をする時とか長時間炎を使うと思いますが、そういった時でも安心感がありますね。

SOTO・ST-301のデメリット

重たい

重量が700g近くあるので、ずっしりと重いです。
バックパックでキャンプをする人には、ちょっと向いてないと思います。

大きさもかなりあるので嵩張りますし、荷物を減らしたい人は別のバーナーを使った方が良いでしょう。

ホースがケバい

僕のだけかもしれないですけど、ホースに細かい産毛みたいなのが付いててケバ立ってるんですね。
触るとチクチクしますし、ちょっと見た目が汚いので何とかしたいです。

滑り止めのゴムが緩い

五徳の下に滑り止めのゴムが付いてるんですけど、これがすごく緩くて簡単に取れてしまいます。

多分使っているうちに無くなってしまうと思うので、これはちょっとマイナスですね。
もし無くなってしまったら、ゴムチューブみたいなのを付けようかと思ってます。

小さいものには向かない

五徳には、シェラカップなども置くことができます。
ただ、ヘッドの部分が大きいので、炎がはみ出してしまうんですよね。

上手く熱が伝わらないので、小さいものを熱するのには向いていないでしょう。

SOTO・ST-301の火力を実験してみた

ST-301の火力

それでは、火力の実験をしたいと思います。
1Lのお湯を沸かすのに、かかる時間を計測していきましょう。

やっぱり、五徳が大きいので安心感はすごくありますね。
大型の鍋を置いても、全然大丈夫です。

ST-301の沸騰時間

約5分で、沸騰しました。
料理をする上では、問題ない火力ですね。
コップ1杯分のお湯を沸かすのなら、1分かからないと思います。

少し大型なんですけど、使い勝手には優れていますね。
キャンプ場で料理にこだわりたい人には、すごくおススメだと思います。

キャンプで本格的な料理をする人は、ぜひ使ってみてください。

動画でも解説しているので、以下からどうぞ!