300UV

こんにちは!
ソロキャンパーの”いがみ”(@earth_indoor)です。

キャプテンスタッグのワンポールテント300UV(UA-16)を買いました。
ソロ用のテントとしてはかなり広くて、これ一つあるだけで快適にキャンプをすることができます。

設営も一瞬でできるので、かなり便利なテントですね。
初めてテントを買う人であっても、これを使っておけば満足できると思います。

ここでは、実際に使ってみて感じた5つの特徴を紹介するので参考にしてみてください。

ワンポールテント300UVのスペック

300UVのスペック

主なスペックは、以下の通りとなっています。

スペック


製品サイズ:(約)300×250×高さ180cm
収納時サイズ:65×18×18
製品重量:(約)3kg

軽量で持ち運びしやすいので、バイクの荷台とかにも積み込むことができます。
高さが180cmと余裕がありますし、かなり開放的な空間となっていますね。

ワンポールテント300UVの5つの特徴

設営が簡単

300UVは設営が簡単

設営の手軽さが最大の魅力で、6ヵ所にペグを打ってセンターポールを立ち上げるだけで完成します。
フライシートもインナーテントのペグに引っ掛けるだけですから、慣れると5分くらいで設営できるはずです。

初めての人でも、迷うことなくテントを建てられますよ。

軽い

大型のテントですが、重さが3kgしかありません。
同じサイズのテントと比較すると、半分くらいの重さですね。

これだけの大きさのテントで3kgは驚異的なので、とにかく軽いテントを探している人にはピッタリでしょう。
車の積載も楽ですし、気軽に持ち運ぶことができます。

ハイコットが入る

300UVはハイコットが入る

高さが180cmもあるため、ハイコットを入れることができます。
ドームテントではローコットしか入りませんが、これだったら大抵のコットが入るはずです。

冬場だと底冷えで眠れなくなることがありますけど、コットがあると冷気をシャットダウンできて快適に眠れます。
睡眠の質を高めたいなら、ワンポールテントでハイコットを使うのがおススメです。

大人が4人寝れる

300UVは大人が4人寝れる

ソロ用のテントですが、寝るだけなら大人が4人でも余裕です。
2人までであれば、快適に眠ることができますね。

圧倒的な室内空間がありますから、ソロキャンプなら荷物を全て中に入れても十分な広さがあります。
ソロからグループキャンプまで、幅広く対応することができるでしょう。

1万円代で買える

ワンポールテントは、一般的に3~4万円くらいが普通です。
かなり高額なテントのため、気軽に購入することはできません。

300UVは1万円代で購入できますし、とりあえずワンポールテントを試してみたい人でも買うことができます。
サーカスTC等よりは一回り小さいですが、それでもリーズナブルなので価値はあるはずです。

これでワンポールテントを使ってみて、気に入ったならワンランク上のテントに買い替えるといった方法も良いですね。

ワンポールテント300UVの欠点

ランタンを吊り下げる部分がない

300UVはランタンを吊り下げられない

テントの内部には、引っ掛ける場所が何もありません。
なので、ランタンなどを吊り下げることができず、困ってしまうと思います。

ランタンを使うのであれば、床に置くかランタンフックをセンターポールに設置する必要があるでしょう。
かなり簡素な造りとなっているので、自分で工夫しなくてはいけませんね。

スカートが無い

300UVはスカートが無い

テントの端についているビラビラをスカートと言いますが、これがあることでテント内に冷気が入るのを防ぐことができます。
300UVにはスカートが付いていないため、真冬は冷たい風が入ってしまいますね。

保温性も下がってしまうので、ストーブなどを使ってもすぐに冷えてしまうわけです。
なので、冬場に使うのであれば、防寒対策を考える必要があるでしょう。

入り口が1か所しかない

300UVは入り口が一つだけ

前方に1か所しか入り口がありませんから、出入りするのに不便ですね。
前後に出入り口があると荷物の出し入れなどが楽ですが、1ヵ所だと荷物を動かして出さなくてはいけません。

複数人で使う時などは、入り口側の人が邪魔になったりもするので気を使います。
夏場の通気性が悪くなったりもするため、入り口はもう一つあった方が良かったですね。

雨の日は入り口から入ってくる

ワンポールテントの構造上の問題ですが、雨が降るとボディーを使って地面に滴が流れていきます。
その際に入り口を開けると、テント内に滴が入ってしまうわけです。

雨の日の出入りは不便なため、タオルを用意するなどの対策をしておくべきでしょう。

中で立つことができない

300UVは中で立つことができない

テントの高さは180cmですが、天井付近は狭くなっています。
なので、有効スペースとしては、170cmくらいしかありません。

僕は178cmですが、テント内では腰を曲げないと立つことができませんでした。
テント内で着替えをするときなどは、少し中腰になる必要がありますね。

それでも、座れば十分な高さがありますし、人によっては気にならないポイントだと思います。
座って過ごすなら、かなり開放的な空間だといえますね。

ワンポールテント300UVの外観

300UVのベンチレーション

ベンチレーションが前後に2か所あり、空気を通すことができます。
入り口を開けておくと、天井へ空気が抜ける形になりますね。

外側からしか開閉できないのが難点ですが、通気性は悪くありません。

赤とベージュを基調としたカラーとなっており、派手過ぎずキャンプ場でも浮くことはないと思います。
女性が使っていても、かわいいですね。

ワンポールテント300UVの内部

300UVの内部

圧倒的な室内空間があり、180cmの天井の高さがポイントです。
床の大きさも300×250cmですから、広大な室内の空間となっていますね。

ソロキャンプなら荷物を全て入れても十分な広さがありますし、寝転んでも足元には余裕があります。
なので、ゆったりと寝ることができるでしょう。

ポケットが左右に2か所あるため、ちょっとした小物入れに最適です。

ワンポールテント300UVの注意点

ポール一本で支える構造

300UVはポール1本で支える構造

センターポールにすべての重心があるため、風が強い日はポールが倒れないように工夫する必要があります。
ロープをしっかりと張ることで、強度を高めることができるでしょう。

普通の日ならロープ無しでも大丈夫ですが、風が吹いているならロープを忘れずに張るようにしてください。

付属のペグが貧弱すぎる

300UVのペグが貧弱

ペグが付属されていますが、しょぼいので固い地面だと刺さりません。
キャンプ場へ行ってテントが立てられないかもしれないので、鍛造ペグを買っておいた方が良いでしょう。

エリッゼステークなら、どんな固い地面でもスムーズに刺さっていきます。
僕も使っていますが、このペグはおススメです。

床が薄いのでグランドシートを用意する

グランドシートは付属されていないので、別途で用意しておきましょう。
床が薄いですから、砂利の地面などでは穴が開いてしまうかもしれません。

キャプテンスタッグから、専用のシートが販売されています。
それを使えばサイズがピッタリなので、かなり使いやすいと思いますね。

節約するのであれば、ブルーシートをカットしても良いでしょう。

薪ストーブは横出しが必須

テント内で薪ストーブを使うなら、煙突を横から出さなくてはいけません。
煙突用の穴が開いていないので、入り口から出す必要があるんですね。

また、テントが溶けないようにガードもいりますし、薪ストーブを使う場合には工夫をしてください。

以上、ワンポールテント300UVを紹介しました。

コスパを考えると、満足度はすごく高いテントだといえます。
設営が簡単なのもポイントが高く、サッとテントの設営を済ませれば空いた時間を有効に活用できるはずです。

万人におススメできるテントなので、初めてのワンポールテントにも良いかもしれません。

動画でも解説しているので、以下からもどうぞ!