オーリック小型ガスバーナーコンロ

こんにちは!
ソロキャンパーの”いがみ”(@earth_indoor)です。

キャプテンスタッグのオーリック小型ガスバーナーコンロ(M-7900)を買いました。
3000円以下で買える格安シングルバーナーなので、すごく人気が高いモデルですね。

かなり手が出しやすい価格のため、初めて買ったバーナーがこれだったという人も多いようです。

使ってみて驚いたのが、五徳のメカニズムです。
普通のバーナーには無い特殊な機能を備えているので、それが抜群に使いやすいですね。

ちょっとコーヒーを飲みたい時から本格的な料理まで、オールマイティに使えるバーナーだと思います。

ここでは、オーリック小型ガスバーナーコンロのメリットとデメリットを解説していきますね。

オーリック小型ガスバーナーコンロの特徴

オーリック小型ガスバーナーコンロの特徴

まずは、バーナーの特徴から見ていきましょう。
最も大きな特徴としては、五徳を二段階に展開することができる点です。

オーリック小型ガスバーナーコンロの五徳

畳んだ状態だとシェラカップやマグカップなどを置いて温めることができますし、五徳を広げると大型の鍋も置くことができます。

すごく安定性が高いので、幅広い用途に使用可能です。

普通のバーナーだと五徳の大きさが変わりませんから、使える鍋が限られるんですよね。
シェラカップなどの小さいものは置けないことが多いですし。

五徳の大きさを調整できるというのは、かなり画期的な仕組みだと思います。

オーリックの五徳のサイズ

サイズは、五徳を畳んだ状態だと、幅と奥行きが約9cm、高さが8.5cmですね。

オーリックの五徳のサイズ2

五徳を展開すれば、幅と奥行きが12.5cm、高さが10cmとなっています。

オーリックのケースのサイズ

ケースの大きさは、幅11cm、奥行き10cm、高さが6.5cmです。

オーリック小型ガスバーナーコンロの重さ

重さは、バーナーのみで281g。

オーリックのケースの重さ

ケースを含めると372gとなっています。

オーリックの材質

材質は、五徳が鉄でバーナートップがステンレスです。
出力は、2700kcalとなっています。

オーリック小型ガスバーナーコンロのメリット

五徳を2段階に展開できる

五徳を2段階に展開できる

先程も説明したように、五徳が2段階に展開します。
これによって、色々な鍋やカップを温めることができますね。

特に、シェラカップやマグカップをそのまま置けるのは大きなポイントです。
普通のバーナーだと、バーナーパッドを使わないと載せられませんからね。

コップ一杯のお湯を沸かしたい時には、そのまま火にかけられるのが便利です。

オーリックは家庭用のフライパンも使える

五徳を広げれば、かなり大きな鍋でも使うことができます。
家庭用の26cmのフライパンでも、問題なく載せることができました。

キャンプに使う鍋やフライパンなら何でも対応できるサイズ感なので、すごく使い勝手に優れていると思います。

リーズナブルな価格

オーリックの価格

大手メーカーから出しているシングルバーナーの中では、おそらく最も安いモデルです。
3000円以下で買えるため、めちゃくちゃリーズナブルですね。

中国製のバーナーなら安いものもありますが、火を使うものはちゃんとしたメーカーじゃないと怖いです。

キャプテンスタッグは日本製だから安心

キャプテンスタッグは日本メーカーなので、安心して使うことができるでしょう。

高額なバーナーよりは火力は劣りますが、これからキャンプデビューする人にとってはこれで十分だと思います。

まずはシングルバーナーを使ってみたいという人は、最初に購入するモデルとしてピッタリでですよ。

オーリック小型ガスバーナーコンロのデメリット

重たくてかさばる

オーリックは重たくてかさばる

シングルバーナーとしては大型なので、バッグなどに入れると嵩張ってしまいます。

バーナー単体の重さは標準なのですが、ケースが重いんですよね。
ケースだけでも90g以上あって、片手で持つとズッシリときます。

それだけ頑丈なケースと言えますが、大きくて重量もあると持ち運びに不便です。
登山などで荷物を減らしたい時には、あまり向いていません。

風に弱い

オーリックは風に弱い

バーナーヘッドがむき出しなので、風の影響をモロに受けてしまいます。
強風の日に使用すると、火が消えてしまうかもしれません。

なので、別途で風防を用意しておいた方が良いですね。
安いものだと数百円で売っていますし、ホームセンターで鉄板を買ってきて自作することもできます。

特に、登山で使う場合は風が吹きやすいので、何らかの対策をしなくてはいけません。

点火器が壊れやすい

オーリックは点火器が壊れやすい

Amazonのレビューを見ていると、点火器が壊れたという意見が多かったです。
白いプラスチックの部分が割れてしまったり、点火しなくなったりするようですね。

実際にやってみましたが、なかなか付きません。
火花は飛んでるんですけど、火が付かないですね。

1分ほど点火スイッチを押し続けると、やっと付きました。
なかなか火が付かない場合があるので、注意が必要です。

オーリックにチャッカマンで点火

どうしても点火しないときは、ライターやチャッカマンを使えば一発で火が付きます。
いざという時のために、覚えておくといいでしょう。

今回は、最初は付きにくかったですが、2回目以降はスムーズに点火できました。

オーリック小型ガスバーナーコンロの点火実験

オーリックの点火実験

さて、どれくらいの火力があるのかを実験してみたいと思います。
1Lの水を沸かすのに、何分かかるのかを計測してみました。

オーリックのバーナーヘッド

実際に火を付けてみると、バーナーヘッドが大きいので、広範囲に火が当たっていますね。
音もあまり大きくありません。

これなら、鍋が焦げ付く心配もなさそうです。

オーリックは6分で沸騰

およそ6分で沸騰しました。
以前にイワタニのバーナーでも実験しましたが、3分くらいでした。

それと比べると、火力はあまり高くないと言えます。
スペック上は2700kcalとなっていましたが、そこまではないですね。

でも、価格の安さを考えれば、初心者にとっては十分な性能かもしれません。

大型なので持ち運びに苦労しそうですが、五徳の大きさを変えられるのはかなり便利な機能です。
格安バーナーとしては優秀だと思いますから、これからキャンプを始める人にはピッタリだと思いますよ。

動画でも解説しているので、以下からチェックしてください。